建物保存・活用相談

 建物の保存や活用にお悩みの皆様、お気軽にご相談ください。

「先代から受け継ぐ建物を残したいけど、継ぐ人がいなくて困っている。」「建物を残したいけど、あまりお金をかけずに改修したい。」「雰囲気のある古民家で、夢だったお店をやってみたい。」

 などなど、「唐津歴史遺産」活性化プロジェクト実行委員会では、古い建物の所有者や利用希望者の方々の気軽な相談窓口になりたいと考えています。建物の保存や活用にお困りの方はお気軽にご相談ください。

建物保存

 建物を残したい、補修したい、改修したい。でも、誰に相談して良いかわからないという声をよく耳にします。「唐津歴史遺産」活性化プロジェクト実行委員会には、唐津を中心に数多くの建物保存・補修・改修の実績を有する建築士が所属し、改修の実務を担う大工・工務店とのネットワークを持っています。まずはお気軽にご相談ください。また、当実行委員会では、50年以上を経過した歴史的な建造物を保存・活用するための制度「登録有形文化財」の登録に向けた調査・申請支援も行っていますので、あわせてご検討ください。

登録有形文化財とは

 登録有形文化財建造物は、50年を経過した歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものを文化財として登録し、届出制という緩やかな規制を通じて保存が図られ、活用が促されています。既に10、000件を超える建造物が登録されています。これからも、この制度を利用して、多くの建造物が保存され、まちづくりや観光などに積極的に活用されることが期待されています。

【登録有形文化財の優遇措置】
  • ①登録有形文化財建造物修理補助事業
     保存・活用に必要な修理等の設計監理費の1/2を国が補助
  • ②登録有形文化財建造物を活用した地域活性化事業
     地方公共団体などが行う地域活性化事業にかかる費用の1/2を国が補助
  • ③相続税
     相続財産評価額(土地を含む)を3/10控除(国税庁通達)
  • ④固定資産税
     家屋の固定資産税を1/2に減税(地方税法)

参照:「文化庁」ホームページ
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/yukei_kenzobutsu/

建物保存写真

建物活用

 建物を残す際の問題点として、後継者不足が挙げられます。使い手がいなければ残す価値がないとの声をよく聞きます。「唐津歴史遺産」活性化プロジェクト実行委員会には、売上アップに繋がる建築デザイン・古民家再生を手掛ける専門家をはじめ、イベント開催や活用マッチング・テナント誘致等の活用提案を行うまちづくり関係者が所属しています。まずは相談からでも、お気軽にご相談ください。

建物活用写真